看護師を辞めた方がいいのか迷う時に

ナースの逃げ道編集部
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看護師を辞めた方がいいのか、迷っている。

今の職場がつらい。
夜勤もきつい。
人間関係にも疲れた。
仕事のことを考えるだけで、気持ちが重くなる。

でも、ふと思う。

「これは今の職場が合わないだけ?」
「それとも、看護師そのものを辞めた方がいいのかな?」

せっかく資格を取った。
ここまで頑張ってきた。
でも、この先も看護師として働き続ける自分が想像できない。

そんなふうに、今の職場を辞める話を超えて、看護師自体を続けるか迷うことがあります。

看護師を続けるか辞めるか整理するシートのイメージ
まよいナース
まよいナース

今の職場を辞めたいのか、看護師そのものを辞めたいのか、自分でも分からなくなっています…。

結論から言うと、看護師を辞めた方がいいのか迷う時は、いきなり「看護師を辞める」と決めず、今の悩みが「職場の問題」なのか「働き方の問題」なのか「看護師という仕事そのものの問題」なのかを分けて考えることが大切です。

今の職場がつらい時ほど、「もう看護師に向いていない」と考えやすくなります。

でも、実際には、

・今の部署が合っていない
・夜勤が合っていない
・人間関係がつらい
・病棟や急性期が合っていない
・家庭や生活と勤務条件が合っていない

だけの場合もあります。

この記事では、看護師を辞めた方がいいのか迷う時に、職場を変えるだけでよいのか、病棟を離れた方がいいのか、看護師自体を離れる話なのかを分けて整理します。

この記事で分かること

・看護師を辞めた方がいいのか迷う理由
・職場問題と職種問題の分け方
・看護師を続ける前に見直したい働き方
・看護師以外を考える前に整理したいこと
・今すぐ決めなくていいこと

看護師を辞めたい気持ちは、いくつかに分かれる

「看護師を辞めたい」と感じる時、その中身は一つではありません。

本当に看護師という仕事そのものがつらい場合もあります。

でも、今の職場や働き方が合っていないだけの場合もあります。

辞めたい気持ちの中身

・今の職場を辞めたい
・今の部署を離れたい
・病棟や急性期を離れたい
・夜勤をやめたい
・看護師という仕事そのものを辞めたい

ここを分けないまま考えると、全部が「看護師を辞めたい」にまとまってしまいます。

でも、今の部署を離れれば楽になる人もいます。

夜勤をなくせば続けられる人もいます。

病棟以外なら看護師を続けられる人もいます。

反対に、どの職場でも看護師の仕事そのものが苦しいと感じる人もいます。

だから最初に必要なのは、「看護師を辞めるかどうか」ではなく、「何から離れたいのか」を分けることです。

みち先輩
みち先輩

「看護師を辞めたい」と思った時ほど、いきなり結論を出さなくて大丈夫です。まずは、何が一番しんどいのかを分けましょう。

今の職場が限界だからといって、看護師そのものを辞めるべきとは限りません。

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まずは「職場の問題」かを見る

看護師を辞めたいと思った時、最初に見たいのは、今のつらさが職場の問題に近いかどうかです。

職場の問題なら、看護師を辞めなくても、職場や部署を変えることで楽になる可能性があります。

職場の問題に近いサイン

・特定の人間関係がつらい
・今の部署の空気が合わない
・師長や先輩に相談しづらい
・残業や業務量が多すぎる
・職場のルールや雰囲気が合わない

たとえば、特定の先輩と同じ勤務になるだけで憂うつになる。

師長に相談しても受け止めてもらえない。

部署の空気が重く、休憩室でも気が休まらない。

このような場合は、看護師そのものが合わないというより、今の職場環境が合っていない可能性があります。

この場合、考えたい選択肢は、

・部署異動
・勤務調整
・職場変更
・人間関係を重視した求人確認

です。

看護師を辞める前に、まず「その職場から離れたら楽になるか」を見てみてください。

次に「働き方の問題」かを見る

職場だけでなく、働き方が合っていない場合もあります。

特に、夜勤、病棟、急性期、残業、土日勤務などが生活に合っていない場合です。

働き方の問題に近いサイン

・夜勤で体調が崩れている
・急性期のスピードについていけない
・病棟の業務量が重すぎる
・家庭や子育てと勤務が合わない
・休日も回復だけで終わっている

この場合、「看護師を辞める」ではなく、「働き方を変える」ことで楽になる可能性があります。

たとえば、

・夜勤なしにする
・病棟以外を見る
・急性期以外を見る
・日勤中心にする
・残業が少ない職場を見る
・家庭と両立しやすい働き方を探す

という選択肢です。

今の働き方が合わないだけなのに、看護師そのものを辞めると決めてしまうのは、少し早いかもしれません。

病棟が合わない人でも、外来やクリニック、施設、訪問看護など、別の働き方なら続けやすい場合があります。

もちろん、どの働き方にも大変さはあります。

ただ、今の病棟や夜勤が合わないことと、看護師全体が合わないことは分けて考えた方がよいです。

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それでも「看護師そのものがつらい」と感じる時

職場や働き方を分けて考えても、「看護師そのものがつらい」と感じる場合もあります。

その気持ちも、無理に否定しなくて大丈夫です。

看護師そのものがつらい可能性があるサイン

・患者さんに関わること自体が苦しい
・医療現場にいるだけで強く疲れる
・責任の重さに耐えられない
・どの部署でも看護師を続けるイメージが持てない
・資格を使わない働き方にも気持ちが向いている

この場合は、看護師を続ける前提だけで考えると苦しくなることがあります。

ただし、ここでもすぐに「もう看護師を完全に辞める」と決めなくて大丈夫です。

まずは、

・看護師資格を使う働き方を変える
・看護師資格を使わない仕事を調べる
・一度休んでから考える
・副業や別分野の学びを少し試す
・今の生活費でどこまで選択肢を持てるか見る

という段階に分けてもよいです。

看護師を辞めることは、大きな選択です。

だからこそ、限界の勢いだけで決めるより、体調や生活を少し整えたうえで考えた方が安全です。

限界サインがある時は、決断より先に休むことを考える

看護師を辞めるか迷う時に、注意したいのは心身の限界サインです。

限界に近い状態では、冷静に判断する力が落ちていることがあります。

先に休む・相談を考えたい状態

・仕事のことを考えると涙が出る
・出勤前に体が動かない
・眠れない日が続いている
・食事が取れない
・休日も回復できない
・何を考えても悪い方にしか進まない

この状態で、「看護師を辞めるかどうか」を決めようとすると、すべてを悪い方向に考えやすくなります。

まずは、退職や転職よりも、休むこと、相談すること、自分の状態を守ることを優先してください。

看護師を続けるか辞めるかは、少し回復してから考えても遅くない場合があります。

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涙が続く、眠れない、食事が取れない、出勤前に動けない、仕事のことを考えるだけで強く苦しくなる状態がある場合は、一人で抱え込まないことが大切です。看護師を辞めるかどうかを決める前に、職場の相談先、身近な人、必要に応じて医療機関や外部相談窓口を頼ることも考えてください。

看護師を辞める前に、4つの選択肢を並べる

看護師を辞めるか迷う時は、選択肢を一つずつ並べてみてください。

いきなり「看護師を続けるか、辞めるか」の二択にしない方が整理しやすいです。

看護師を辞める前に並べたい選択肢

・今の職場で調整する
・部署異動を相談する
・別の職場で看護師を続ける
・看護師以外の働き方も調べる

1. 今の職場で調整する

まだ今の職場に残る余地があるなら、勤務調整や相談で変わるかを見ます。

・夜勤回数を減らせるか
・業務量を相談できるか
・勤務時間を調整できるか
・苦手な人との関わりを減らせるか

ただし、相談しても変わらない場合や、相談すること自体がつらい場合は、無理にここへこだわる必要はありません。

2. 部署異動を相談する

今の部署だけがつらいなら、異動で変わる可能性があります。

人間関係、患者層、忙しさ、夜勤回数、部署の雰囲気が合わない場合です。

異動で軽くなる悩みなら、退職の前に相談してみる意味があります。

3. 別の職場で看護師を続ける

今の職場全体が合わないなら、別の職場で看護師を続ける選択肢もあります。

この場合は、次の職場で同じつらさを繰り返さないように、条件整理が大切です。

・夜勤なし
・残業少なめ
・人間関係や職場環境
・病棟以外
・家庭と両立しやすい勤務時間

など、自分が避けたい負担を先に決めておきましょう。

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4. 看護師以外の働き方も調べる

看護師という仕事そのものに強い苦しさがあるなら、看護師以外の働き方を調べることも選択肢です。

ただし、すぐに資格を捨てるように考えなくて大丈夫です。

まずは、看護師資格を使う仕事、資格を使わない仕事、生活費、働き方の違いを少しずつ調べるところからで十分です。

「看護師を辞める」と決める前に、「看護師以外にはどんな働き方があるのか」を知るだけでも、気持ちの整理になります。

看護師を続けるなら、前と同じ条件を選ばない

看護師を続ける方向で考えるなら、前と同じ条件を選ばないことが大切です。

今の職場で限界に近くなったなら、次の職場では同じ負担を減らす必要があります。

次に避けたい条件

・夜勤回数が多い
・残業が多い
・相談しづらい職場
・急性期のスピードが合わない
・人間関係が閉鎖的
・家庭や生活と両立しにくい
・教育やフォローが少ない

看護師を続けることを選んでも、同じ働き方を選ぶ必要はありません。

むしろ、今のつらさを整理して、次に避けたい条件をはっきりさせることが大切です。

看護師を辞めるか迷うほどつらかったなら、次は「できるだけ条件の良い求人」ではなく、「自分が壊れにくい働き方」を見る必要があります。

転職サイトを使うかは、最後に考えればいい

看護師を辞めるか迷っている段階では、転職サイトを使うこと自体にも抵抗があるかもしれません。

「登録したら転職しないといけないのかな」
「看護師を続けるかも決めていないのに使っていいのかな」
「今は求人を見る気力もない」

そう感じるなら、無理に使わなくて大丈夫です。

まずは、自分の状態を整理することが先です。

そのうえで、看護師として別の職場も見てみたいと思った時に、求人情報を確認する選択肢があります。

転職サイトは、「絶対に転職するため」ではなく、「今の職場以外にどんな選択肢があるかを見るため」に使うこともできます。

ただし、看護師自体を辞める気持ちが強い時は、無理に求人を見るより、まず休む・相談する・生活面を整理する方が大切な場合もあります。

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看護師を辞めるか迷う時は、転職活動より先に、自分が何から離れたいのかを整理することが先です。

よくある質問

Q
Q. 看護師を辞めたいと思うのは、向いていないからですか?

A. すぐに向いていないと決めなくて大丈夫です。今の職場、人間関係、夜勤、病棟、急性期が合っていないだけの場合もあります。まずは、何から離れたいのかを分けて考えてみてください。

Q
Q. 看護師以外の仕事も考えていいですか?

A. 考えて大丈夫です。ただし、限界の勢いだけで決めるより、看護師資格を使う働き方、使わない働き方、生活費、今後の働き方を分けて調べる方が安全です。

Q
Q. 看護師を続けるか辞めるか、今すぐ決めるべきですか?

A. 今すぐ決めなくても大丈夫です。涙、不眠、出勤前に動けないなどの限界サインがあるなら、判断より先に休むことや相談することを優先してください。少し落ち着いてから整理した方がよい場合もあります。

まとめ:看護師を辞める前に、何から離れたいのかを見る

看護師を辞めた方がいいのか迷う時は、いきなり「続けるか、辞めるか」で考えなくて大丈夫です。

まずは、

・今の職場を辞めたいのか
・今の部署を離れたいのか
・病棟や急性期を離れたいのか
・夜勤をやめたいのか
・看護師という仕事そのものを辞めたいのか

を分けて考えてみてください。

今の職場がつらいからといって、看護師そのものを辞めるべきとは限りません。

一方で、看護師という仕事そのものが苦しいと感じるなら、その気持ちも無視しなくて大丈夫です。

大切なのは、限界の勢いで一つに決めないことです。

職場を変える。
部署を変える。
病棟を離れる。
夜勤を離れる。
看護師以外の働き方も調べる。

選択肢を並べたうえで、自分が壊れにくい働き方を考えていきましょう。

みち先輩
みち先輩

看護師を辞めるか迷う時は、すぐに答えを出さなくて大丈夫です。まずは、今の自分が何から離れたいのかを、ひとつずつ整理していきましょう。

看護師を続けるか迷っている段階でも、今の職場以外にどんな働き方があるか見るだけで、「看護師を辞めるしかない」と思い込みすぎずに済むことがあります。

スマホを見ながら今後の働き方を考える女性のイメージ

まずは応募を決めなくても大丈夫です。今の職場・部署・夜勤・病棟のどれが一番つらいのかを整理しながら、看護師として続けやすい働き方があるかを確認してみてください。

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みち先輩
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ナースの逃げ道 案内役
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